校長式辞

 春爛漫の今日、新入生111名を迎え、ここに、たくさんのご来賓の皆様、保護者の皆様ご臨席のもと、2010年度入学式を挙行できますことに、厚く感謝申し上げます。 ありがとうございます。

 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 高校は義務教育ではありません。自分で選んできた場所です。私は、3月20日の合格者登校日に「どこの学校に行ったか。どこの学校を出たかは、人生では問題ではない。そこでどのような学校生活を送ったかが重要です。」とお話ししました。
 高校生活をどう過ごすのかが、みなさんの将来を決めていきます。
 先にみなさんが書かれた作文を私も読ませていただきました。
「公立に受かったけれどこの学校を選んだ」「新しい自分をみつける。友達を作る。」
「勉強は苦手だったけれど、高校では、あきらめない。」
「野球部でがんばり甲子園に行くぞ。」
「看護師になり医療を必要としている国に行って役立ちたい。」「海外留学が楽しみ」
 など 新しい出発への決意がみなぎっていました。

 私からは、「夢は願えば叶う」というメッセージを贈ります。
 自分で夢をかかげ、その夢に向かって努力することは、大変ですが、とても楽しいことです。
 最初の聖書の言葉にあったように
「求めなさい。そうすれば与えられる」なのです。みなさんには、すでに力が備わっています。その力が眠っていた人は、高校でよみがえらせます。自分一人ではしんどいことも仲間の力で乗り越えられます。
 普通科は三年間、看護科は五年間という長い道ですが、求めようとする気持ちがあれば、道は自ずから開けていきます。 先生達も精一杯応援します。
 
 次に日星高校の校訓についてお話しします。
 校訓は、廊下に掲げられているように自尊・自知・自制です。
 私たちは、一人一人が神様からいただいた、かけがいのない生命をもった存在です。自尊とは、「自分を大切にする心、そして自分と同じように人を大切にする心」
特に1年生ではこれを目標としています。
 次に自知。自分を知ると書きますが、自分のよさや可能性、また、何のために生まれてきたのか、私たちに与えられた自分の使命を発見し伸ばしていく喜び。」それを見つける三年間です。
 自制。文字通りに読むと自分をコントロールすることですが、私たちは、「より高い目標に向かって自分を作っていく勇気」としています。
 私たちの生命は、イエスが示したように、人を愛し、人のために役立てる時、一番輝くのではないでしょうか。
 そういった意味を込めて、「人と共に生き、人の役に立つ、心豊かな人に」を教育目標にしています。
 この校訓を胸に、みなさんが夢を見つけ、夢を実現していく力をつけていってほしいと願っています。
 
 あとになりましたが保護者の皆様、お子様の入学、誠におめでとうございます。
皆様が書いてくださったように、学校への期待に精一杯お応えし、「日星高校へ行かせてよかった」といっていただけるよう私ども一生懸命に努力する所存です。けれどご家庭の協力がなければ成し遂げられません。どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
  
 新入生の皆さん、ステージは整いました。ここでどのようなドラマを演じるのか。その主役はみなさん自身です。校歌にあります「夢と未来」を、共に探し、共に作っていきましょう。

 2010年4月9日   聖ヨゼフ学園日星高等学校   校長 水嶋純作