桑山さんが「地球のステージ」ブログに日星での公演についてすてきなメッセージをいただいています。夜の11時まで、いっしょに話をしていて、それから伊丹に帰られたのにブログにアップしていただいた桑山さんはすごい人です。

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震災以降、いくつかのステージで生徒さんが騒いだり、笑ったり刷るのを目にするたびに落ち込んで腹が立ってきてはいますが、やはりそれは
「人の命の話を真剣にしているのになぜ真面目に聞けないのか」
 というところに意識が粋すぎて中高生に高いものを求めすぎているのだと思います。しかし、その都度落ち込むので結構びくびくしながらステージをやっているという傾向はあります。「みたい」ということで来てくださった皆さんの集まる自主企画や大人対象のみであればそんな心配はないのですが、「無理矢理聞かされている」状況下の中高生は大変です。
「そんな話聞きたくねえし」という姿勢の生徒さんもいますので・・・。

 しかし今日の京都府舞鶴の日星学園高等学校は見事でした。背筋を伸ばしてみんな顔を上げ、ちゃんとこちらの話しについて来ます。ふざけたり茶化したり、場にそぐわない笑い声を上げたりなどというマナー違反は一切ありません。終わりの生徒会長の言葉も見事で、彼は一切の台本もなく、まっすぐと僕の目を見て見事な感想を発表してくれました。困難にあっても人間はあきらめず、かえって力を出すことがちゃんと理解されていました。
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ありがとうございます。以下をごらんください。
http://blog.e-stageone.org/

ステラソルの福島さんから コメントがありました。ありがとうございます。
私も、桑山さんのブログにコメントしました。
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 日星高校(日星学園でなく聖ヨゼフ学園日星高等学校です)でのステージ1の公演、そして市民会館でのステージ2本当にありがとうございました。
午後も夜も2回も桑山さんのメッセージを聴くことができ感激でした。歌と言葉に心をゆすぶられ、また、生徒たちのがんばりに、励まされ、勇気をもらった一日になりました。

公演の時は、はらはらどきどきです。
昨年秋「風のかたち」(伊勢真一監督)の映画とトークを計画し、監督にきてもらって上映したときのことです。
淡々と流れる映像に想像力がついていけず、となりとしゃべったり、監督の前を平気でぱたぱたとトイレに立つ(一部であれ)「心ない生徒」に本当に情けなくなったことがあります。桑山さんが以前のブログに書いておられるようにそうした生徒になすすべももたない我々教師の無力。
もちろん、学校での公演というものは、生徒にとっては「授業」と同様、あてがいぶちでしかないのも事実ですが、それだけでは片付けられないものをやっぱり強く感じます。
 そうした生徒の姿は、やっぱり私たちの日頃の「教育の成果」以外の何ものでもなく、自分が掲げた教育目標「人と共に 人のために」がしらじらしく、唇をかんでいました。
 伊勢監督は、私の立教大学当時の友人で、その縁で、東京から舞鶴へきてもらった。だからこそよけいに恥ずかしく情けなくつらかった。
「作品は、自分の子どものようなものなんだ、聴けないなら帰ってくれ!」と映画の後で語った伊勢監督の言葉はそのまま私につきささりました。
そして、「次に来てもらうときには、ちゃんと伝わる生徒、ちゃんときける学校にするぞ」と決意していました。

そんなことがあったから昨日の「地球のステージ」日星公演も少しドキドキ。保護者や一般の方もいらっしゃるし。
けれど、そんな私の勝手な杞憂を越え、昨日の生徒たちは、桑山さんのメッセージを本当に心でうけとめて聴いていました。

1年たって生徒が入れ替わったことは大きな変化ではありますが、生徒はちゃんと受け止める力をもっているって確信をもつことができました。
それは、桑山さんのメッセージにあったように「人ごとにしない」「見て見ぬふりをしない」それが「我がこと」にすること。
 本校の生徒も、それぞれの人生をかかえ、親の苦労を感じて学校に来ています。時にはかっこつけたりつっぱったりしなくちゃならない辛さもあるのだと正直思う。だからこそ、曇りのない心を向けたとき、そうした自分の歩んできた人生と桑山さんが見せてくれた世界の現実、子どもたちの笑顔。そして被災地で「がんばる」人達の姿が、シンクロし、メッセージをストレートに受け止めることができたんだと思うのです。
 桑山さんの歌と言葉が、生徒の心をひらき、若者らしい清々しいまっすぐな姿をみせてくれた時間ではなかったでしょうか。私もいっしょに涙していました。
 私たちの仕事は、そうした出会いと世界に目を開き、社会の現実にふれる機会を準備すること。そのための勉強であり、そのための進路です。

  さて、私が地震を知ったのは、学習旅行で2年生と韓国に行っていたときのこと・・携帯がつながらないということからどうやら日本で大変なことが起こっているらしい。ということからはじまり、ホテルのテレビで大津波の被災にあった「日本」を見ていました。明くる12日、帰国の飛行機がとべるのかどうかの心配を生徒たちと共有し、関空に戻ったとき、友といっしょにこうして生きて帰ることができた幸せを生徒たちに話しました。

14日の月曜日、すぐに全校集会をひらき、東北で同じ高校生が亡くなったり被災に遭っていることなどにもふれながら「共にあること」を誓いました。生徒会長も「私たちにできること」をやろうとよびかけてくれました。
早速、生徒会による募金活動が始まり、いっしょに駅に出向いていきました。通り過ぎる人の半数以上の人が募金をしてくださり、人の温かさを生徒といっしょに感じることができました。生徒会のメンバーは、合格者登校日に新入生にも訴えをするなど積極的にの取り組んでいきました。
 私も、終業式では、甲子園開会式での野山選手の選手宣誓の映像を流し、「わたしたちに今できること」をいっしよに感じてきました。

 年度が変わりましたが、入学式や始業式、そして「復活のミサ」では、「被災地のための祈り」と黙祷ではじめました。ほんとうに水をうったような静寂から始めることができました。これまでは、語っていてもすっと気が散っていくようなどこか空気がもれる感じをもどかしく思っていたのですが、震災以降は、やっぱり人は変わります。

  「「祈りの力」・・・心を向けることができるならば、遠くにいても心をよせることができる。そうした感覚を味わっています。
 
 生徒会の呼びかけ第2弾は「メッセージを送ろう」
心のこもった寄せ書きがクラス毎にできあがりました。
 そんな延長上に今回の地球のステージがありました。

こうした気づきとチャンス、そして勇気をいただいた桑山さん、スタッフの皆さん、舞鶴でやろうよってよびかけてくださった橋本さん、協力していただいた多くの皆さんに感謝申し上げます。

私たちも、勇気をもって共に歩んでいきたいと決意しています。生徒のがんばりも情報発信しています。のぞいてくださいね。(日星高校ブログで検索ください)
ありがとうございました。