生徒会主催の復興支援ボランティアの報告会その2。今日は釜石での活動報告です。報告者は、看護科三年塩見さんです。

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私たち六人が活動した釜石ベースの紹介をします。ここでの二日間は、バザーの手伝い,傾聴,写真洗浄などを行いました。

バザーの手伝いは、品出し,商品並べ直し,ハンディング,サイズ表示の工夫,子ども服のサイズふりわけなどの作業です。
このイベントは被災者に好きな服を選んでもらい自由に持って帰ってもらいます。これは、人が集まる機会をつくり、引きこもりを防止するためのものです。イベントには多くのボランティアがいましたが、それでも人出不足でした。
休憩もろくに取れない状態でしたが、笑顔で喜んでおられるお客さんを見ていると、仕事の忙しさを忘れて和気あいあいと和やかに作業ができました。

写真洗浄は、瓦礫の中から見つかった写真を、アルコールを染み込ませたティッシュで一枚ずつ汚れを拭き取るという作業です。拭き方や力の入れ方によってインクがとれて白くなってしまうため慎重に少しずつ作業をするしかありませんでした。
大変でしたが、作業していくうちに、思い出が詰まった写真が持ち主や家族の元へ戻ることを強く願う気持ちがふくらんで頑張れました。

傾聴は、地域の方が気兼ねなくこれる場所である「ふぃりあ」という場所で活動しました。
子供から大人まで、皆で音楽を楽しんだり、卓球をしたり、トランプをしたり、切り絵や粘土をしたり、外で遊んだりしました。
被災者の方と話す中で当たり前のことのように3.11の話が出てきて、聞いている私たちは反応に困惑しました。また、被災者が時々見せる表情や心を汲むとやり場のない気持ちに戸惑うこともありました。
しかし、現地の方の思いやりや優しさ、子供たちの笑顔は私たちに元気を与えてくれました。

仮設訪問では、お茶の提供、談話の場、将棋、積み木、オセロなどをしたり、外で追いかけっこをしたり、近くの川の遊びに行ったりしました。仮設に閉じこもっていると頭がおかしくなりそうだから、本当に嬉しいと言っておられました。
また、引きこもりがちだったおじいちゃんに声をかけ誘い出すと、徐々に心を開いてくれて嬉しかったです。
他には、子供との時間を過ごす中で、震災の話をしている様子を見て、自分より小さな子供がいろんな思いを抱えているのかと考えると、胸が締め付けられる思いでした。
心は見えないから、継続したケアが必要ではないかと考えました。
これで釜石ベースの紹介を終わります。

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