◆今回、僕が東北へ行って印象に残ったことが二つあります。一つは、石巻市にある被災した小学校を訪れたことです。その小学校は、津波だけでなく、火災の被害も受け、校舎は真っ黒にこげていました。つい一年前まで、生徒が通っていた校舎が一瞬のうちに何十年も前に廃校になったような姿になってしまったことや、火災により身元がわからない遺体が未だに残っているという話にとてもショックを受けました。二つ目に印象に残っていることは、仙台で見たイルミネーションです。そのイルミネーションは、一キロ以上にわたって街路樹にライトアップされていました。しかし、昨年は震災で電飾が全て流されてしまい、小規模なものだったといいます。しかし、今年はとても壮大なものでした。僕はこのイルミネーション群を見て、「東北は、ここまで復興した!!」という、シンボルのように思えて感動を受けました。

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僕が今回、東北へ行きこれから必要だと思ったことは、「心のケア」です。被災により、家をなくした方々は今、仮設住宅に住んでいます。震災のショックで、仮設にこもりっきりになり、何をするにも意欲がなくなっている人が多くいるそうです。そのような人たちを元気づけようととりくんでいる焼きそば屋のおじさんに訪問先で会いました。そのおじさんは、津波で住めなくなった地域に花を植え、みんなに花を見て元気を出してもらおうという取り組みをしておられます。しかし、海水が土に入り、今のままでは花を植えても育たないそうです。お金や物資も継続的な支援が必要ですが、これから重要視されてくるのは、花を育てるための土や、花の苗など、心のケアにつながるお手伝いをして行くことだと思いました。(2年山崎くん)