前夜に心配された積雪もなく、この時期としては穏やかな日和。優しい日差しが注いでくれました。

看護科22名と普通科72名が今日、日星を巣立っていきました。

DSC_2439DSC_2376

紅い絨毯を踏みしめて入場する卒業生達、そして、卒業証書を手渡す校長先生の顔。

DSC_2388DSC_2398

講堂内は、希望を感じさせる緊張感が・・・

DSC_2406DSC_2405

涙ながらの わかれの言葉

DSC_2419DSC_2423

*****

式が終わって、最後のクラスでも、涙のHR

DSC_2457DSC_2470

・・・良き未来へ・・・

(学年団の先生方、お疲れさま・・・)

DSC_2452DSC_2367

ありがとうございました!

2012年度 卒業式 式 辞

 本日ここに、卒業証書授与式を挙行するにあたり、多くのご来賓と保護者の皆様に御臨席賜りましたこと
高段からではありますが、厚く御礼申し上げます。
併せて、舞鶴市、病院、施設等多くの方々からご支援を賜っておりますことに感謝申し上げます。

さて、高等学校の全課程を修了された卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。   
皆さんには、入学に当たって、高校生活への思いを書いてもらっていました。
そして、「日星高校でよかった」と卒業の時にいえる三年間五年間を送って欲しいと話しました。
皆さんの高校生活は、どうだったでしょうか。
 卒業に当たっての文には、
 「中学の時は勉強から逃げていたけれど、やればできることを知った三年間でした。」
 「幼い気もちをすて、日々がんばって勉強しようと決めぞってきた高校生活。大切なこと、大切な人、大切なものを得ました。」
 「甲子園を目指しがんばった2年間、目標を達成することは出来なかったけれど、
それ以上に大切なものを手に入れました。」
 「この高校に入ることが出来、今、卒業できることに感謝でいっぱいです」
こんな風に書いてくれています。
 中学時代に不登校だったけれど、高校では元気に三年間を通し、見事に大学進学を果たした人。
 「働くことで人のために役立ちたい」と就職を決めた人。
自分の得意な分野で資格をとりたいと専門学校に進む人。
 大学進学を目指した人は、お昼休みも放課後も、そして長期休みの課外など、最後まで本当によくがんばりました。
そうしたひたむきな努力が、みなさんの夢を確かなものに変えました。
今もまだ試験に向けてがんばっている人もいます。
看護科の皆さんは、五年間看護の知識や技術はもとより「肴護の心」を育んできました。
 「国家試験頑張ってきました。いろんな人の支えで今日までくることができました。」と報告に来てくれた笑顔は、自信に満ちていました。
 四月からは、もう一人前の看護師さん。病院の指導者さんや患者さんから学んだ気持ちを忘れず歩んでほしいと願っています。
 本校で培った夢に向かって最後まであきらめない志、支え合った仲間との絆、それは皆さんの財産です。
 当によくがんばりました。私は、そんな成長したみなさんを誇りに思います。

 二年前に大震災が起こってからも、皆さんは生徒会を中心に、「できることは何か」を考え
「忘れない3.11、つながろう東北と」を合い言葉に、「共にありたい」と行動してきました。
 募金や折り鶴を届ける「愛と祈りのクリスマス」、現地でのボランティアの体験を通して家族や家があることのありがさ、
学校に通ること友だちがいることの喜びと感謝の気持ちを強く感じてきました。
 初めの聖書の朗読にあった「小さき者とあれ」は、聖ヨゼフ学園の建学の精神であり、これからの人生の指標です。

私からも卒業にあたり私からも言葉を贈ります。
「暗いと不平をいうよりも進んで灯りをつけましょう。」
これは、私が高校時代に出会い、それ以来モットーにしている言葉です。皆さんが出て行く社会は、先行きの見えない困難な道です。
けれど、困難に出会っても、人のせい、周りのせいにせず、あかりを高くかかげ道を切り間いていくのです。
 一人では不安です。困った時、苦しい時に頼れるのは、やっぱりここ、高校時代に培った仲間、母校・先生です。
これからも互いに助け合い励まし合って進んでくれることを願います。

 後になりましたが、保護者の皆様にお祝とお札を申し上げます。
 本日はお子様のご卒業おめでとうございます。
 私たち教職員は、皆様のご期待に十分応えられたとは思っておりません。にもかかわらず、皆様の物心両面にわたる多大なご支援、ご協力を賜り、本当にありがとうございました。
 生徒たちが、卒業を前にしてお父さん・お母さんに手紙を書きました。少しのぞかせてもらいました。
 「つらいこと悲しいことがあっても辞めずにここまでこられたのは、お父さんお母さんのおかげです。」
 「いっぱいわがまま言って迷惑をかけました。私立でお金もたくさんかかったけれど、支えてくれてありがとう。今度は私がめんどうみるね。」
 「これからは社会人として責任をもって仕事をがんばる。今度は俺がお母を支えていく番です。
大人な気持ちでしっかり生きていきます。」
 「大学へ行かせてくれてありがとう。お金を稼ぐことの大変さを知り、両親のすごさがわかりました。」
 「二人は、自慢の親です!・私を産んでくれてありがとう。この先まだまだ迷惑をかけるかもしれないけれど、いつか家族に恩返しできるようがんばるね。これからも応援お願いします。」
 こんなにすてきな高校生に成長し卒業していきます。

 社会に出て行くといってもまだまだ未熟な若者です。これからも人生の先輩として、どうぞ温かく見守っていただきたく思います。

卒業生のみなさんのご健康とご多幸と神様の豊かな祝福をお祈けし私の式辞と致します。
  
    2013年2月23日
 
      聖ヨゼフ学園日星高等学校         校長 水嶋純作