終業式校長講話  「生かされている命を生き抜く」

こうして終業式が迎えられることに感謝いたします。

最近、命が軽んじられるニュースが多く、今日は ふたつの命の話をします。

3月7日「忘れない3・11の集い」  宮城県女川町で復興に向け頑張っている講師の高橋正樹さんのお話

「3・11から3年がたちました。“忘れない”“継続した支援を”と気持ちを向けてくださる皆さんに感謝します。

支援とは、困っている人を救けるということだけではありません。今も仮設住宅にいる女川の高校生は、

「震災のせいにしない」との決意をもって、自分のできることをしっかりとやり抜いています。

被災地とつながるということは皆さんが置かれた場所でどのように生きていくのか。それぞれの人生は志と覚悟。

覚悟をもって自分の人生をしっかりと全うしてほしい。」と語られましたね。

そして、先週2年生が学習旅行で4日間沖縄に行ってきました。

沖縄読谷村での平和ガイド比嘉涼子さんから次のようなお話を聞きました。

比嘉さんは、多くの住民が、集団死に追いやられたガマ(洞窟)の前で「平和ボケしちゃダメなんだよ。

『生きて捕虜になるな』という教育によって、アメリカ兵が投降を呼びかけたときに、

「捕まるくらいなら死んだ方がましと、親子で親戚で、隣近所で殺し合った所が、ここなんだよ!」

「東北の震災でも同じ。動けない人、弱い人が津波に流されたんだよ。

私たちは、ここで亡くなった人の思いを伝え、平和を作っていく責任があるんだよ。

それが、東北と繋がっていくことなんだよ!」

知らないということは許されないということ  沖縄の「命は宝」という思いに触れることができた時間でした。

感想を聞くとある生徒は「生きたくても生きられなかった命があります。私たちは、生かされているのですね」

「自分の命をどう生きるのか―そのことを考えさせられました。」と語ってくれました。

身近なところで、互いの命を認め合い助け合うこと、いじめをなくし足下から平和をつくっていくことだと私も思います。

2年生の話を聞く姿をみて、比嘉さんは、 「皆さんは立派です。素晴らしいものをもっています。

自信をもって進んでください」とほめてくださいました。感動しました。私も心が震えていました。

行く前は、少し心配でしたが、2年生の皆さんは、時間前に集合し、

本当に素晴らしい集団行動を成し遂げたこと私からも称賛の拍手を送ります。

1年生もとても落ち着いた学校生活を送りました。

先日、USJへ一緒に行かれた旅行者の方も「いい1年生ですね。来年の学習旅行は心配ありません」と誉めてくださっていました。

また、赤レンガパークの催しに参加してくれた生徒会や軽音の諸君がいますが、

いっしょにおられた方から、「素敵な生徒さんですね。さすが日星高校ですね」って誉めていただき大変うれしかったことがあります。

学習面では、今日いただく通知表でしっかり振り返りをし、次の学年への目標設定をしていきましょう。  みなさんのもっているよさを生かし、自信をもって進みましょう!