IMG_0923 IMG_0925 IMG_0926 IMG_0933 IMG_0940 IMG_0941 IMG_0959 IMG_0961 IMG_0971 IMG_0976 IMG_1000 IMG_1021 IMG_1044

卒業生の皆さん、本当におめでとう! 感動的な卒業式でした。

-------------------------ーーーーー
卒業式 式 辞

寒さの中にも春を感じる日となりました。
本日ここに、卒業証書授与式を挙行するにあたり、多くのご来賓と保護者の皆様に御臨席賜りましたこと                              高段からではありますが、厚く御礼申し上げます。
さて、高等学校の全課程を終えた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんにとってどういう三年間、五年間だったでしょうか。
昨日数名の人に今の気持ちを尋ねました。 中学時代は不登校だった生徒がいます。
「何度もやめたいと思ったけれどまわりの助けのおかげでここまでくることができました。ここで新しい夢を見つけ進学します」
三年間通した野球を生かして進路を手にした人。「早く親に楽をさせたい」と就職を決めた人。                                    道はそれぞれ違ってもみなさんの努力の結果です。私からも称賛の拍手を送ります。

一年生の時の「共に生きる」の授業やコミュニケーション授業、また協働学習を通して、                                 仲間で支え合うことの大切さを学んできました。
そして皆さんは何よりも、自分たちの手で学校行事を成功させようと                                                          体育祭文化祭はもちろん入学式やオープンスクールでも生徒が主体の姿をみせてくれましたし、                                         部活でも、日星ここにありとアピールしてくれました。
進学コースの皆さんは、こつこつと勉強を積み重ねてきました。                                           勉強ばかりの3年間間だったかも知れません。そうしたひたむきな努力が、                                     みなさんの夢を確かなものに変えました。努力は人を裏切りません。                                              今もまだ受験に向けてがんばっている人もいます。最後まであきらめずがんばってください。

看護科の皆さんは、どうだったでしょうか
「五年間の中で、苦しいこと辛い事もあったけれどどれも人生のよい宝物です。」                                 「国家試験頑張ってきました。いろんな人の支えで今日までくることができました。」と語るその顔は自信に満ちていました。
四月からは、もう一人前の看護師さん。病院の指導者さんや患者さんから学んだ気持ちを忘れず歩んでほしいと願っています。

これからの時代は、先行きの見えない困難な時代です。
けれども最初の聖書の言葉にあったように皆さんが、地の塩、世の光として生きていってほしい。                      塩は、少しの量でも、味付けに欠かせません。この世を甘く考えて、いいかげんに生きるのではなく、                     目立たなくとも必要な人としてあってほしい。
周りに流されず「おかしいぞ」とちょっと立ち止まる勇気をもつ時私たちは地の塩となることができます。
光は、どんなに小さくても、勇気と希望を与えてくれます。
私の好きな言葉に「暗いと不平をいうよりも進んで灯りをつけましょう」という言葉があります。                        困難に出会っても、人のせいにせず、どうか、あかりを高くかかげ歩んでください。
皆さんは、被災地支援の取組を通して、家族や家があることのありがさ、学校に通えること、                         友だちがいることの喜びと感謝の気持ちを強く感じてきました。
一人では不安です。困った時、苦しい時に頼れるのは、やっぱりここ、                                        高校時代に培った仲間、母校・先生です。これからも互いに助け合い、                                       また、感謝の心を忘れずに進んでくれることを願います。

後になりましたが、保護者の皆様にお祝とお札を申し上げます。
本日はお子様のご卒業おめでとうございます。
皆様のご期待に十分応えられたとは思っておりません。にもかかわらず、                                    皆様の物心両面にわたる多大なご支援、ご協力を賜り、本当にありがとうございました。
生徒は「毎朝の弁当ありがとう。無事に卒業できました。いっしょに歩んでくれてありがとう」                          「今までいっぱい迷惑をかけました。親孝行してそれ以上のお礼をします。生んでくれてありがとう。」                     と書いています。こんな素敵な若者に成長しました。
保護者の皆様からのお手紙には                                                               「毎朝四時過ぎに起きて片道一時間の列車に乗り三年間通学できたことに感心しています。」                        「あなたは三年間変わる為に努力したことでとても成長しました。」                                          「これからは甘えていないで自分の夢に向かっていきなさい」                                            「お母さんの子どもに生まれてきてくれてありがとう。」と書いていただいていました。
社会に出て行くといってもまだまだ未熟な若者です。これからも人生の先輩として、                               どうぞ温かく見守っていただきたく思います。

卒業生のみなさんのご健康とご多幸と
神様の豊かな祝福をお祈りし私の式辞と致します。

二〇一五年二月二七日
聖ヨゼフ学園日星高等学校
校長 水嶋純作