始業式 校長式辞

こうして皆さんといっしょに新しい年度、を始められることに感謝します。
教室で新しい先生、新しい友だちといい出会いができたでしょうか。
4月は、クラス替えや、部活に後輩が入ってきたりで、環境が変わります。

新しいスタートを切ることができるのが今です。
もう一度、みなさんが入学したときの決意を思い起こしてみましょう。
入学の時にどんな思いでいたのか
目をつぶって思い出してみましょう。

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どうでしたか?
その決意や夢に向かって進んでいますか?
忘れてしまったという人もいませんか。

今日は、「ここがロドスだ、ここで跳べ!」というお話をしましょう。
私も、三月の終わりに特進コースの1年生、今ここにいる2年生ですね
8名のみなさんといっしょにカナダに行っていました。カナダでの話はまた
彼らに語ってもらいたいですが
帰りは一人で、カナダのトロントから羽田までの飛行機13時間 その間にヘッドホンデで音楽を聴いていて、AKB48の「ここがロドスだ、ここで跳べ」というアルバムと出会いました。
私もすごく惹かれました。なぜなら、この言葉は、私の大学時代50年前にもよく言われた言葉だったからです。

「ここがロドスだ、ここでとべ」の意味を知っていますか?

イソップ物語の「ほら吹き男」の話をもとにしたことわざなんですね
あるほら吹きの競技選手が遠征先のロドス島から帰り、「ロドスでは大跳躍をした、みながロドスに行ったらロドスの人が証言してくれるだろう」と吹聴するのですね。
これを聞いた男が「それが本当なら証人はいらない、ここがロドスだと思って跳んでみろ」と言い返したというエピソードです。
どこでも、実力や成果が出せないようであれば、限られた場面でしか出せない実力は真の実力ではないと採られる諺です。

これは、マルクスも引用しています。
どこか手の届かないところに在るべき理想郷があるのではなく、ここがロドス島なんだから自分の力を発揮しよう。ここをすばらしい場所にしようと。

AKBの歌詞では

現実は厳しい。登るのはつらい。
思うようにいかない
あきらめたくなる。

後ろをふりかえるなよ
努力したとか
頑張ったとか
口にするな
今の自分を見せてみよ
ここがロドスだ
ここで跳べ
前を向いて
ここで跳べ

とあります。

スイッチが入れば人間どんな可能性も開けます。
どうってそのスイッチを入れるか。

土曜日に文体でレスリングの選手権大会があり、舞鶴のちびっ子の選手も出ていました。けれど、相手はすごく強くて歯が立たず、負けて泣きじゃくっていました。
その子にたいして、コーチの人がこんな風に言っていました。
「試合ってすごいやろ。みんなすごい力をだしよる。厳しいよね。
普段通りやってて負けないようにするには、どうしたらいいと思う?」って
「普段の練習をもっと高いレベルにもっていかないと試合で勝てないんだよ」
って1年生くらいのちびっ子が、なきながら頷いていました。

「精神の強さや集中力」そういう力が、部活でも受験でも求められます。
それは、毎日の積み重ねをしていくしかありません。
普段の練習や勉強ををより高いレベルに設定し、そこに向かってトレーニングする。
今も、集中力を鍛える時間なのです。普段をいいかげんにしておいて、試合の時だけ集中しようとしてもなかなかできませんね。
普段のがんばりが力をつけます。眠くてもしっかりと身体を起こして授業に臨む態度、顔を向けて集中して話を聞く、そうした1時間1時間の積み重ねが、集中力を高め、ピンチを切り抜ける強い精神力を養うのです。
また、人間は、自分のイメージしたものしか実現することができません。
だからイメージトレーニングなんです。
新3年生の人は、進学も就職も、泣いても笑ってもあと半年・1年。合格の喜びに浸っている自分をイメージしそこに向かって今ここで頑張るのです。
だから、ここがロドスだここで跳べなんです。

人間は強くありません。一人でいるとくじけそうになります。そんな時に支えてくれ、前に進む力を与えてくれるのがクラスの仲間です。人に教えることで自分の力が確かなものになります。受験もチームプレーです。

看護科の4年生5年生も今日は参加してくれています。国家試験もチームプレーです。
今年の卒業生は、看護師国家試験に全員合格しました。3年連続100%合格です。
全国の合格率は90% 約1割の人が不合格でした。1割と言っても今年は全国で約6万人の人が受験しましたから6000人の人は不合格だったのです。その中での全員合格ですからすごいことです。
5年教室には、絶対合格する。「合格」って大きな模造紙が貼られていました。
「全員で合格する。」それが合い言葉でした。わからないところを教え合い、必死になって最後の追い込みをしていました。
そうした力が、見事全員合格とつながりました。
今年の5年生のみなさんもやればできる力をもっています。みんなの心を一つにすれば、看護師への夢の実現に手が届きます。

学年の始まりです。皆さん一人一人が、今年の目標を、具体的に決めて、そこに向かって努力しましょう。

みなさんのもっている可能性に火をつけて、夢を自分の手でつかみ取る1年

ここがロドスだ、ここで跳べ これを私からもみなさんの応援歌にします。
それでは、新しい先生の紹介をしましょう。

教科の順でいきます。

社会:中野みき先生
京都の高校で非常勤講師をされていましたが、日星高校の夢に感じてきていただきました。2年2組の担任。また進学指導でもお世話になります。

数学:三久保たかし先生
今年、大学卒業された新進気鋭の先生。特進コースのスタッフとして  数学を担当します。また3年生の学年会にも所属します。

英語:滝田ななこ先生
昨年、非常勤講師としてお世話になっていました。今年から専任で
2年生の副担任を担当します。
英語:林まさなり先生
京都の大学院で英語を勉強されてきました。
コンピュータや美術も得意だそうです。1年2組の副担任としてがん ばていただきます。

看護:中川節子先生
この1月まで病院でお勤めでした。看護学校の先生をしておられたこともあり、そうした経験を日星の看護科でも発揮していただきたく思っています。3年看護科の副担任を担当いただきます。

看護:丸山真由子先生
同じく病院の看護師さんとしてばりばり活躍されていました。
後輩を導く仕事がしたいと日星看護科に来ていただきました
4年生の副担任を担当いただきます。

音楽:中野紗織先生
中野先生3人になりました。現役のソプラノ歌手でもあります。
他のお仕事の都合で週3日しか勤務されませんが、1年4組の副担任として、また、ミサなどの歌の指導をお世話になります。

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