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入学式式辞

春爛漫の今日、舞鶴市副市長堤茂様をはじめたくさんのご来賓の皆様、保護者の皆様にご臨席いただいて入学式が挙行できますことに感謝致します。

さて、新入生の皆さん。入学おめでとう。
皆さんの書かれた作文を私も読ませていただきました。
新しい場所への期待の一方で、勉強や友だち、先輩とうまくやっていけるだろうかといった不安も書かれていました。でも自分で選んだ道、ここでこの場所で一生懸命がんばりたいという決意がみなぎっています。
高校は、一人一人が、夢を見つけ、その実現に向かって仲間と一緒にがんばるところです。

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日星高校には夢があります。今日は二つの夢をお話します。
一つ目は、一人一人の夢の実現です。
「看護科五年課程」においては、知識と技そして看護の心をもった看護師になること。 卒業した五年生は三月の国家試験において三年連続「全員合格」という快挙を成し遂げました。「全員合格」を合い言葉に頑張った成果です。命を大切にする日星出身の看護師が地域医療を支えます。
「総合コース」では、進路目的別の学習とともに、社会と積極的につながり様々な体験的な学びで社会へのドアを開けます。
「特進コース」では、一人一人が行きたい場所に行くために必要な環境を整えました。充実した本校スタッフとスーパーティーチャーがチームとして皆さんを支援し、一層豊かな学びの場を作っていきます。

世界を見渡すならば、解決が難しい問題が山積みです。
イスラムの台頭、環境や資源の問題。国内でも原発事故への対応や子どもの貧困、沖縄の基地問題など新聞に載らない日はありません。
そんな時代だからこそ、基礎的な勉強の上に、しっかりとした判断力や発信する力を身につけ、グローバルな視野をもって行動できる力が求められます。

皆さんが夢をみつけ、実現していくためには、「求め続けること」が必要です。
はじめの聖書の言葉にあったように「求めよ、されば与えられん」なのです。
「探し続けなさい」「門を叩き続けなさい」。少しの困難があったとしても一度や二度で諦めてはいけない。熱心に求め続け努力をしていくならば、神様は、必ず与えてくださる。そんな意味が込められています。

もう一つの夢は、一人一人が自立した高校生活を送ることです。生徒がつくる行事や部活・ボランティア活動などを通して、自分で考え行動する力やチームで活動する力を身につけます。昨年も生徒の活躍で学校が、町が元気になりました。
日星には、たくさんのチャンスがあります。そのチャンスを生かすのは皆さん自身です。
部活は野球部を筆頭に大きな期待をされています。甲子園へ行くという夢をもった二十名の新入部員がいます。
また、今年の夏、文化公園体育館で高校総体レスリング競技が開催されます。日星からもチアやプラカードなど多くの生徒が、スタッフとして参加します。日星にもレスリング同好会を立ち上げ、出場できるチャンスをつくります。舞鶴から甲子園へ、舞鶴から世界へという夢をみんなで作っていきましょう。
わたしたちといっしょに夢を現実に変え、日星の夢をこの町の夢とつないでいきましょう!

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最後に校訓についてお話しします。
日星高校の校訓は自尊・自知・自制です。
自尊:自分を大切にする心。全てはここから始まります。自分を大切に思うように他者を大切にする心。
自知:自分を知ると書いてありますが、自分のよさや弱点を知ることから他者とつながります。一人一人に与えられた使命を知るための努力が求められます。
自制:自分をコントロールする力。世の中思い通りにはいきません。様々な困難があります。自分を律しよりよい方向に向けていく力です。
この校訓を胸に日星の生徒としての誇りと自覚をもって、高校生活を送って欲しい。仲間と共に自分を創り上げていきましょう。

あとになりましたが保護者の皆様、お子様の入学、誠におめでとうございます。
高校は、就職・進学と道は違っても、
「一人前の社会人として社会に送り出すところ」です。 私たち教職員は、皆様の期待にお応えし、一生懸命に努力する所存です。時には厳しいことも申し上げますが学校と家庭がタッグを組むことが大切です。
どうぞよろしくお願いします。
新入生が書いています。
「おめでとう!私のためにそういってくれる人、支えてくれた家族、今ここにいるのはみんなのおかげと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。」と
新入生のみなさん、どうか、今の気持を忘れず、求め続けてください。それが、ここまで来させてもらった皆さんへの恩返しであり、世界中で、また東北でがんばっている友へのエールでもあります。
校歌にもあります「夢と未来」を、共に探し、共に作っていきましょう。

二〇一五年四月九日
聖ヨゼフ学園日星高等学校
校長 水嶋純作

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