昨日ブログにアップした、国際ソロプチミストクラブユースフォーラムでの福原さんのスピーチ原稿です。

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「子供の未来を守るために」

私の将来の夢は、看護師として発展途上国で働くことです。私が日本ではなく発展途上国で働こうと決めたのは、高校二年生の夏休みに行ったボランティアがきっかけでした。

私が参加したボランティアは「青年ボランティア・アクションinフィリピン」というボランティアです。そこで私が見たものは、日本では考える事の出来ない生活でした。家はトタンや板で手作りしてあり、中は電気もなく真っ暗でした。また、小さな子供がキラキラした目で、白く濁った水を飲んでいたのです。それらを見ても私は何もすることが出来ませんでした。その夜、ボランティア団体の方が話してくださったのはフィリピンの子供たちの夢でした。「あなたの夢はなんですか」と聞くと子供たちは「お腹いっぱいご飯を食べたい」「十五歳まで生きたい」「学校に行って勉強したい」と答えたそうです。

日本では、勉強が嫌いでも中学校までは教育を受けなければなりません。しかし、女の子は教育を受ける必要はないという考えで、教育を受けることが難しい国もあります。女の子というだけで社会の底辺に置かれ、困難な状況にある人がいます。学校の先生、保育士、看護師、医師など夢を持っている女の子はたくさんいます。でも、教育が受けることが出来なかったら夢を叶えることは出来ません。夢を心の中にしまって家族のために働く女の子もいます。日本なら中学生として勉強しているのに、その国では結婚させられ妊娠してしまう十代前半の女の子もいます。未完成の体での妊娠は危険です。知識もなく設備もないところでは、なおさらです。教育を受けていない母親から産まれた子供は、学校教育を受けた母親から産まれた子供と比べ、五歳未満で死亡する割合が二倍以上になると言われています。もし母親が学校で教育を受けていたら、その子供も学校に通う確率は高くなります。学校で勉強すると将来、安定した職業に就くことが可能となり、貧困の連鎖を止めることが出来ると思います。以前来日されたアメリカの大統領夫人のミシェル・オバマさんも日本の首相夫人である安倍昭恵さんと会談し、女子の教育支援の強化を表明されています。またノーベル平和賞を最年少で受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんは、命を狙われながらも女子教育の大切さを伝え続けています。女性が教育を受けることで子供の命を守り、子供の夢を叶えるチャンスをつくり、子供の未来を守るのです。

私はまだ何もすることが出来ません。でも将来私が看護師になったら、医療の知識や技術が未発達な地域で正しい知識を広めたいです。母親や妊婦さんに正しい知識を伝えて、子供を守りたいです。幼い子供たちにも簡単にできる、病気の予防法を伝えたいです。早すぎる妊娠や出産の危険性を伝え、自分の命を守る知識を伝えたいです。私の力は微力ですが無力ではありません。少しでも役に立てるよう一生懸命頑張りたいです。

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福原さん、代表おめでとう!