特進コース2年生、瀬野先生担当の選択地理Bの授業。

舞鶴市内の二人の生産者を招いて、「地域の産業を考える講座」が企画されました。

講師は、霜尾農園の山下正隆氏と京都府漁業協同組合の川崎弥一郎氏のお二人。

講座の目標は、「舞鶴の産業を通して地域の環境に向き合い、日本の産業を考える」とするもの。

 

img_1864 img_1865

事前に提出された生徒からの質問に答えるという形式で授業が進められました。

質問は実に様々出されました。

「ご自身は何を生産していますか」「舞鶴の農業が抱える課題は何」「生産物でおすすめは?」「ハイテクな技術は?」「一次産業では収入が安定しないのでは?経済的な特徴は?不安は?」・・・

一つひとつ丁寧に答えていただきました。

・収入を安定させるためにいろいろな品種の作物を時期に応じて生産している(リスク分散)

・海産物は海の環境に影響されやすい。特に台風がこわい。

・ハイテク(マッスルスーツやドローンななど)も利用され始めている。しかしコストが高い。

・日本の農薬は使用基準が細かく規定されている。それにきちんと従っているので安全です。

・温室栽培について

・・・・

img_1860img_1861

【生徒たちの感想】

◇ 農業というと、個人個人で行われているものなんだと思っていたので驚きました。いろいろと工夫されていて収入を安定させているということを初めて知りました。植物に興味があるので、農家で働くのもいいなあと思いました。

◇ 貝殻についている線の本数で手入れの回数が分かるのは初めて知りました。漁師の方がどれだけ手間をかけて育てているのかを想像しながらこれから食べてみたいです。

◇普段詳しい話を聞く機会がないので、今回は有意義でした。せっかく海の近くに住んでいるのだから、新鮮でおいしい海産物を食べたいと思いました。

◇教科書では学べない農業の一面を知ることができました。私が知らないだけでたくさんの苦労があるのだと改めて実感しました。これから先、日本のブランド力を生かした農業がさらに繁盛していって欲しいです。

◇最近の埠頭の埋め立てや火力発電所の影響で舞鶴湾の環境が変わってしまったと聞きました。私たちの生活が便利になる一方で、漁業には深刻な影響がでていて、魚を食べる日本人としては見逃せないことだと思いました。

***

生徒の感動にもありましたが、教科書では学べないまさに現場からの実体験を踏まえた素晴らしい授業だったと思います。

講師のお二人の先生には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

この講座を企画された瀬野先生にも心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

このような機会が今後もさらに増えることを期待しています。