校長始業式 講話

“Do Your Best and It Must Be First Class” 最善を尽くし一流たるべし   

一年の計は元旦にあり。心新たにできるチャンスです。新しい年の初めに、ポール・ラッシュ博士のこの言葉を贈ります。

3日の朝、学校に行くとだれもいない校庭で一人ランニングしている生徒がいました。野球部の上野青太君でした。立ち寄ってみると靴ひもを結び、打撃練習を始めていました。

声をかけると「誰もいない時にも自主トレを続けています。大学で野球を続けプロ野球を目指します。」と語ってくれました。 あの夏の西京極、対塔南高校戦の9回にホームランを放った彼。土壇場の大事な時に力を発揮できるためには、こうしたひたむきな努力があったのだとあらためて感じました。「さすが一流選手だ」と別れましたが、グランドに出て私を見送ってくれていました「野球だけでなく人間としても一流であれ」という山中監督の姿勢も感じられたすてきなひと時でした。

 4日には、特進コースの3年生の課外が、始まり「センター試験まであと10日」と書かれた教室で最後の追い込みにかかっていました。林先生や竹之内先生から「人事を尽くして天命を待つ」「今からできることをやりきろう」と激励を受け、それぞれの弱点対策に励んでいます。1年生の生徒も一人教室で頑張っていました。7日からは土曜講座が始まりました。こうしたひたむきな努力が、きっと実を結ぶのだと確信します。

  8日には舞鶴市の成人式にチアリーディングが出演しました。市長・来賓の挨拶、そして新成人代表の決意のあと唯一の出演です。スターリーが一流のすばらしい演技で新成人を激励しました。演技の後に「舞鶴にこんなんあったん。日星ってすごいやん」って声が聞こえ誇らしく思いました。こうした素晴らしい演技のためには日頃の練習の積み重ねが、そして67日とこの数分のために池田先生と練習を積んでいたことは申すまでもありません。

“Do Your Best and It Must Be First Class”

この言葉を語ったポール・ラッシュ博士は、私の出身校である立教大学の先生でもあり、28歳で来日してから82歳で亡くなるまで、生涯をかけて戦争で荒廃した日本の再生のため社会事業に身を捧げた方です。

この言葉は「人が一生において取り組むべき事業は、金や栄誉のためだけではさもしいものになってしまう。正義のために、そして他の人々の向上のためになるよう、最善をつくしなさい。」なければならない。しかも、それは人々が目標とし、まねができるよう、本物の、一流の仕事でなければならない。」との意味が込められています。

では「一流」になるには、どうしたらいいのでしょうか

 先日、来校されたレスリングの伊調馨選手は、ちびっこの前で一流の選手からの一流になるための秘訣を話してくださいました。                    。                           「一生懸命やるってことは当たり前です。強くなるためには、一生懸命やる中でも自分で工夫できることが大切。どうして今、ポイントが取れなかったのか、どうしてポイントが取れたのか。今日はこういうところに気を付けようとか。ああいう練習を取り入れてみようとか、先生の言うことをずっと同じように聞くのではなく、自分で考える人になってほしい。」 この言葉は、部活での姿勢はもちろん、学習や実習に対する姿勢にも当てはまりますね。どうでしょうか。私たちだって一流の高校生になれると思いませんか。

目標をもってしっかり学習や部活に向かう。仲間を大切にしてしっかりした生活を送る。挨拶や礼儀がしっかりできる。・・・これが一流の高校生の条件ではないでしょうか。              

一人ひとりが「一流」を目指して努力する一年にしましょう。