生徒のがんばり、涙、そして感謝のいっぱいつまった卒業式

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卒業をお祝いし、前途を祝福します。

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卒業式  式 辞

 寒さの中にも春を感じる日となりました。
本日ここに、卒業証書授与式を挙行するにあたり、舞鶴市副市長 木村学様をはじめ
多くのご来賓と保護者の皆様に御臨席賜りましたこと高段からではありますが、厚く御礼申し上げます。
高等学校の全課程を終えた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんにとってどういう三年間、五年間だったでしょうか。
「三年間通した野球を生かして進路を手にした人」「部活引退後、猛烈に勉強して大学合格を決めた人」
「中学では勉強が苦手だったけれど高校で挽回した人」「人に喜んでもらえる仕事をしたいと専門学校に進学する人」
「早く親に楽をさせたいと就職を決めた人。」道はそれぞれ違ってもみなさんの努力の結果です。私からも称賛の拍手を送ります。
三年前の入学式で、私は「求めよ。さらば与えられん」の聖書の言葉を紹介しました。
だれでも、求める者は受け、探すものは見つけ、門をたたく者には開かれる。と
どんなことも簡単には得られません。
熱心に求め続ける努力をしたならば神様は、必ず与えてくださる。
門を叩き続けた人は、その手で未来の扉を開けました。
それぞれの3年間の足跡が、特進コース・総合コースの一期生としての足跡が卒業証書にこめられています。
特進コースの皆さんは、こつこつと勉強を積み重ねてきました。最後まで諦めないひたむきな努力が、
みなさんの夢を確かなものに変えました。努力は人を裏切りません。
ふるさとにほこりをもち、世界で活躍する人として大きくはばたいてください。看護科の皆さんは、どうだったでしょうか
五年間、寮ですごした仲間もいます。六年間かけて卒業式を迎えた人もいます。
国家試験どうだったと聞くと「大丈夫です」と語るその顔は、やりおえた自信に満ちていました。
四月からは、もう一人前の看護師さん。
命にふれさせていただくという謙虚な気持ちと「喜んで人のために」という日星マインドを忘れず歩んでください。
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 今から六年前の三月十一日、東日本大震災が起こりました。
生徒会による被災地訪問やボランティアを通して、家族や家があることのありがたさ、
学校に通えること、友だちがいることの喜びに気づかせてもらいました。
 未だにふるさとに帰れない多くの人がいること、世界には、困難な生活を強いられている多くの人がいます。
宮城県岩沼市の岩沼中学校から入学した小野寺さんも卒業し、保健師の学校に進学します。
帰寮日にホームステーをお世話になったシスターが、「私たちは、東北へ行くことはできませんが、
小野寺さんを通してささやかですが被災地への応援ができればと思っています」とおっしゃっていただいていました。
皆さんもそうしたたくさんの方々の支えで今日の日があることを忘れないでください。これからの時代は、予測がつかない未知の時代です。また、世界は寛容を失いつつあります。
このような時代だからこそ、日星高校で学んだことが人生の道しるべとなるはずです。
建学の精神である小さき者とあれ、小さき者・弱き者のために生きる道です。
私たちの使命は最初の聖書の言葉にあったように「地の塩、世の光」となることです。
 塩は、味付けに欠かせません。ほんの少しの量でも料理を引き立てます。
同じようにあなたの存在が周りを豊かにします。
一人のともす灯りは小さくとも、人が照らさない片隅にも光をあてることができます。
周りが暗ければ暗いほど、希望と勇気の灯りとなるのです。
 けれど、やっぱり一人では不安です。困った時、苦しい時に頼れるのは、やっぱりここ、
高校時代に培った仲間、母校・先生です。これからも互いに助け合い、共に歩んでいきましょう。
 後になりましたが、保護者の皆様にお祝とお札を申し上げます。本日はお子様のご卒業おめでとうございます。
「他の高校に行くよりも100%成長できた。たくさんのお金を使わせてくれて感謝しかない。
その分大学で活躍する」
「一生かかっても味わえないことをたくさん味わえた日星。いい先生、仲のよい友達もできた。

人生において高校を決める決断は間違っていなかった。ありがとう。」

こんな風にいってくれるだけの十分なことができたとは思っていませんし、

親御さんのご期待に沿えなかったことも多くあります。
けれど、皆さんがもっともっと誇りをもって振り返れる日星にしていくことを約束します。
「さあ前に進もう 強く願おう
諦めることだけはしないさ
果てしなく続く未來のために
誇りを胸に刻んで」
        (exsile)
卒業生のみなさんのご健康とご多幸と
神様の豊かな祝福をお祈りし、私の式辞と致します。
二〇一七年二月二三日
聖ヨゼフ学園日星高等学校  校長 水嶋純作
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