本校では、看護科2年生が本格的な臨地での実習が始まる前に、実習認定を受ける実習認定式をしています。

今年は10月28日(土) 実習病院の看護部長様、中学校の先生方、保護者の方、オープンスクールとして学校公開もしていましたので、中学生の皆さんにも参列いただき、厳粛な中、執り行なうことができました。

学校長式辞より

…日星高校では、キリストの「小さき者とあれ」という言葉を建学の精神としています。

看護の仕事というものの基本もまた、小さき者、傷ついた人に寄り添う献身的な働きが求められます。

皆さんはクリミアの天使といわれたナイチンゲールのことはよく知っていると思います。ナイチンゲールは近代の看護教育の母ともいわれ、豊富な知識を活かし…  皆さんも、患者さんに対する献身とともに、常に勉学を忘れず「科学的な物の見方」や「判断力」を見につけてほしいと思います。…

実習認定式の後半は、講堂を暗くし「ろうそくの光」を灯します。

暗さは闇の象徴です。けがや病気の不安な気持ち、社会の暗さの象徴です。その闇を照らすのです。キリストの愛を源とし、ナイチンゲールの手から「愛と希望の光」を分かち合います。

はじめの朗読にあったように聖書には「あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない」と書かれています。あなた方が高く掲げる灯は、小さくても高く掲げることで、家の中のすべてのものを、また、世の中を照らす光となります。

今日の実習認定式で灯した灯りが、認定生の皆さんにとって、また、この場に集うみなさんに新たな希望と勇気の源になることを願います。…

 

「激励の言葉」  京丹後市立久美浜病院 看護部長 富川 美恵 様

…臨床とは、患者さんの人生の「生・老・病・死」という、何らかの苦痛を伴う場面に立ち会う場です。しかし、決して涙だけでなく、笑顔も感動もたくさん生まれる場です。患者さんの苦痛を和らげ、希望を見出し、ある時は共に喜びを分かち合う。

患者さんとどう向き合い、どう関わっていくのか、それを学ぶのが臨地実習だと思います。悩んだり、迷ったり、間違えたり、気持ちが通じ合ったり、その経験の一つ一つが、これからの皆様の糧になることでしょう。

さて、私どもの病院は、実習受け入れ施設としてまだ3年目です。指導者としてはまだまだ「ひよっこ」です。しかしながら、スタッフ全員が、何とか皆様のお力になりたい、そして自分たちも共に成長したいと願っています。…

 

「決意表明」  認定生 志賀未悠

…私が看護師になりたいと思ったきっかけは、祖母の入院です。足の手術をするために入院した祖母は、大きな不安や怖さを抱えていたと思います。そんな時に祖母の心の支えとなったのは、看護師さんでした。手術後、何度も祖母のようすを確認しに来てくださったり、丁寧に祖母の身体をふいてくださったりと、看護師さんのされること一つ一つに温かみを感じました…

…入院される患者さんの一番近くで寄り添うのは看護師です。患者さんに少し声をかけるだけ、笑顔で対応するだけでも印象は違い、患者さんの気持ちも和らぐかもしれません。技術も知識も不十分な私たちですが、これから実習に行かせていただく際には、患者さんや指導者様から多くの事を学びたいです。そして、患者さんと、笑顔でコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことができるよう頑張りたいです。