講堂朝礼のテーマ は待降節とクリスマス」松崎 教務・宗教部長よりのお話

教会では、クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日から、クリスマスを準備する期間に入ります。カトリックでは、この期間を「待降節(アドヴェント)」と呼んでいます。

クリスマスのしるしは?
家の中、町の中 扉やかべに「アドヴェントリース」にある(?)
もみのきのような常緑樹の葉を編んで作った輪に、赤い実のついたヒイラギの葉をたくさん飾ったもの
このアドヴェンツリースを置いて、4本のろうそくを立てたら「アドヴェントクランツ」になります。

「アドヴェント」の日曜日ごとに、1本ずつ灯をつけて、4回目に、ろうそく全てに灯をともします。
こうして、少しずつクリスマスが近づいていくのをみんなで待ちます。

常緑樹も、赤い実をつけた葉も、昔から「クリスマスのしるし」でした。

常緑樹は「イエス様の復活の命」、ヒイラギの葉は「イエス様の十字架の受難」のときの「いばらのかんむり」、赤い実はイエス様の流された血を表しています。また、ろうそくは、世界中の人々の心と生活を明るくてらす「、「イエス様の誕生」を表しています。

次にクリスマスツリーです。たくさんの話がありますが、一番知られているのは、ベネディクト修道会の聖ボニファティウスの物語です。旅行中に、おおきな樫の木の前で子供がささげられているのを見た聖ボニファティウスはその木を切り倒して、そんなことをやめさせました。そうすると、その切り株からもみの木が生えてきたという話です。
もみの木でクリスマスツリーを作るのは、聖ボニファティウスが教えた「イエスさまの誕生」お祝するためだと言われています。そして、クリスマスツリーの一番上には、「東方の占星術の学者」をイエス様のところまで導いた星を飾ります。その枝には学者たちがイエスさまにお捧げした「黄金、乳香、没薬」を表す飾りをつけるようになりました。
幼子イエス様のお祝いするクリスマスの日は、世界の国や地方の4分の3は、祝祭日になってます。

クリスマスになくてはならないものは、ケーキでも、プレゼントでもなくて 馬小屋と飼い葉おけです。
クリスマスは、幼子イエス様が、貧しい馬小屋で誕生されたのをお祝いすることです。そして、わたしたちと同じように生活され、神さまの愛のしるしになって、いつまでも私たちといっしょにいてくださることを思いだして、忘れないようにする日です。

もともと「クリスマス」ということばは、キリストのミサという意味です。イエスさまはいまはミサの中で私たちといっしょにいて下さいます。そして、さらに新しい復活の命を与えてくださっています。イエス様がともにいっしょにいてくださることをお祝いするのが主の日です。2000年前のベツレヘムの馬小屋から始まって、毎週日曜日に教会でささげられる「主日のミサ」まで続いています。