スタディツアーの際に名取市でお世話になった小野幸三先生よりメッセージをいただきました。

 

7年を過ぎても変わらぬあたたかな気持ちで

7月29日の名取市閖上の訪問,ありがとうございました。
2011年,あの大津波で,家を,学校を,町を,家族を失った私たちのこどもたちは,名取市の高台にある小学校の空き教室をお借りして,学校を再開しました。そのとき,未曾有の災害とライフラインの断たれた絶望的な状況で,私たちをあたたかく迎え入れて励まそうと,善意の人たちが「折り鶴プロジェクト」を始めました。
その呼びかけ人が,今回同行した齋藤有紀さん。折り鶴をいただいた閖上中学校の教員が藤村崇先生。呼びかけに応じて,たくさんの折鶴と励ましのメッセージを,お志を寄せていただいたのが,水嶋校長先生であり,日星高等学校の代々の生徒さんたちなのです。以来,7年を過ぎても,変わらぬあたたかいお気持ち。まなざし。
ありがとうございます。ありがとうございました。

閖上は,いろいろな事情があり,復興工事は遅れましたが,ようやく目に見えて新しい町ができようとしています。新しい町ができるのは一つの節目にはなりますが,心の復興は,コミュニティの復興には,多くの時間がかかります。それは,私たち一人一人が,ここに住む私たちが,これから頑張らなければならない大きな課題です。
どうか,皆様のあたたかいまなざしを,これからもよろしくお願い致します。
訪問していただき,お話を聞いていただき,ありがとうございました。

名取市 小野幸三