特進3年生の文系「卒業製作」の授業では、1・2年生で獲得した知識の定着を図り、志望校合格への受験力を高めるとともに、持続可能な社会づくりを担う地理の内容も含む学習を続けています。1学期は、主にディベートやディスカッションをとおして、自分と異なる意見を認める、排除しない、といった態度を身に着け、自分の思いを伝える表現力を磨くなど主体的な取り組みを各自のペースで進めました。その成果が感じられたのが、「世界一大きな授業」に参加した授業でした。これは、SDGsのゴール4(質の高い教育をみんなに)を達成するため、世界中で同時期に教育について考える授業をしようといったもので、昨年に続き、参加しました。
授業のねらいは
1. 世界と日本の教育の現状について知り、教育の大切さについて考えること。
2. より良い世界のために活動する子どもたちがいることを知り、自分たちに何ができるか考えること。
3. 日本の教育援助の現状を知ること。
4. より良い教育政策の実現に向け、日本政府に政策提言すること。
生徒それぞれが授業を通して考えたこと、感想を読んでみると授業の前後に変容が見られた部分もありました。

<授業を通して気づいたこと考えたこと、生徒の感想一部抜粋>
・「学校に通わない=かわいそう」ではないことを実感。貧しい国の子どもたちだけでなく、日本にも学校にいけない子がいる。何らかの形で教育を受けることは、社会で生きるたまに必要だと感じた。
・大人が読み書きをできないことで困るような国には、日本のような先進国などからの先生たちの派遣なども大切。「教育」は社会で生きていく上で必要な事を身に着けるために必要。学校に行くことが目的ではなく、学べる環境があることが大切とわかった。
・固定概念にとらわれた教育ではなく、もっと自由なスタイルがあるべき。
・教育にかけるお金の割合が低い。
・読み書きができないと、仕事につくための情報さえわからない。働くこともできない。
2学期も、引き続き、さまざまな課題を見つけ、その解決にいたるプロセスで、異なる意見に出会いお互に学び合う授業を作ります。