作家・浅生鴨さん「死にたいって思うこともあるよ」と伝えたい 受け止めるところから
毎日新聞2019年8月29日 17時49分(最終更新 8月29日 19時16分)

2017年から「#8月31日の夜に。」と題し、「学校に行きたくない」「つらい」という10代たちが気持ちをはき出す場となる番組やウェブキャンペーンに携わっています。18年にウェブサービス「note」で不登校などの体験談を集めたら1000件を超える投稿が寄せられました。それらを本にまとめ、今月出版しました。

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<夏休み明けの自殺防ごう>子の悩み、まず受け止めて 親も抱え込まないで
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今悩んでいる子どもには「死んではいけない」ではなく「死にたいって思うこともあるよ」と伝えたい。本当は「10代」「子ども」とひとくくりにできないくらい、1人ずつ悩みは違う。
僕の10代は、自分がいてもいなくても何も変わらないのではないかという孤独を感じていました。上京し進学した大学は、なじめず除籍になりました。「何をしているんだろう」と思いながらも、何者かになれるのではないかとも考えていた。今ではそれは「人に認めてもらいたかった」と言えますが、10代のさなかにはわからなかった。

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