常が大切 学年の終わりに
2018年3月19日
3学期終業式 校長講話
今日で、学校の1年が終わります。みなさんにとってどんな1年だったでしょうか。
2年生の学習旅行でも、73年前の戦争と7年前の東日本大震災が、沖縄と福島が、そして私たちの日常がつながっているというお話を聞きました。
昔は大変だった。沖縄は、あるいは被災地は大変だった。それに比べて私たちのくらしは幸せでよかった という考え方では不十分です。
他人の不幸は、自分の幸せを確認するための手段ではないからです。
いかに自分事とするのかにかかっています。そのためには、募金して終わりではなく、関心を持ち続けること以外にありません。
それはとりもなおさず、私たち一人一人が、本当に自分自身を大切に思って生きているのか。自分の考えをしっかりもって生きているのか。という問いであります。
学習旅行でも、化粧や身だしなみについてうるさく言ってきました。
学習旅行は、日星高校の生徒としての誇りをもって外で行動するということの実践編でした。
大部分の生徒は、しっかりそれに気づき、いい学習旅行ができました。
大学の先生の「出前授業」が行われました。
2018年3月14日
「京都工芸繊維大学」から,3名の先生方がこられまして,我々日星高校生のために『出前授業』をしていただきました。
大学と地域の行政と市民が三位一体となって,地元の問題をどう解決していくかを考えることを地域テック(シビックテック)と呼びますが,私たちの地元の舞鶴の発展を考える上で大変希望の持てるようなお話も出てきました。
そのうちの目玉の一つでもあるコンポジット(複合材料)の具体的なお話しもしていただきました。大学とその地域の産業がつながっているのだと再認識させていただくことができました。
特進コースから22名,総合コースから14名の参加でした。
「大学とはどんなところか,入試はどのような考えで行われるのか,どんな勉強をしておけばよいのか。」国公立大学を目指す人たち以外にも役立つようなお話を分かりやすく,してくださいました。
遠いところお越しいただいて,本当に有難うございました。
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